CRYSTA WEST GALLERY

artist interview rohionadango(1/3)

ロヒオナ団子(ろひおなだんご)

あたしいふつうを提案する雑誌「Re:S」の奥付ページで漫画「りすおくん」を連載中。2008年8月すなお(東京)にて初個展を開催する。

 

 

聞き手:高木沙織(ライター/parkediting)



高木 クリスタウエストギャラリー最後の展示をつとめることになりましたね。
ロヒオナ団子 この展覧会はもともと、この夏に東京の「すなお」(東京都調布市仙川にあるお昼ご飯と喫茶のお店。本展覧会プロデューサー藤本が編集長をつとめる雑誌「Re:S」がプロデュースした場所)で展覧会をした、その巡回展ですね。東京展の前、最初に絵を描くときは何を描いたら良いのか分からなくて悩みました。それで、どうしようかなと悩んでたときにRe:S編集長の藤本さんが「取材で青森に行くから一緒に付いてきたら」って。旅に付いていきながら描くっていうことですね。でも僕ね、外で絵を描くっていうのを、あんまりやったことなかったんですよ。
高木 じゃあ、それが初めてですか?
ロヒオナ団子 そうですね。だから、最初は全然描けなかったですね。描けるもの、目に入ってくるものがめちゃくちゃたくさんありますから。
高木 それをどう写真みたいに切り取るかっていう。
ロヒオナ団子 そうです。選びたい放題ですからね。それに、ちょっと歩いたらまた風景違いますから。だから結局描けるようになったのは、ほとんど旅の後半ですね。早描きで、とにかく色鉛筆でバーっと描いていくっていう。ふつうは一枚の絵を仕上げるのに結構時間がかかるもんなんですよ。それを一枚5分くらいで描いたりして。
高木 でも道中で描いていたのは、スケッチだったんですよね?
ロヒオナ団子 いや、スケッチじゃないです。風景はもう道中で仕上げました。帰ってからはりすおくんを足しただけです。りすおくんは結構デリケートなので(笑)。
高木 すごい!じゃあ今回飾ってあるのは本当に、ほぼ旅の道中で仕上げた、そのままのものなんですね。
ロヒオナ団子 そうですね。最初は今の仕上がりとは全然違って、マーカーで描いたりしたんですよ。そうやっていろいろやってくうちに、Re:Sの取材のスピードとかも分かってきて、早く描かないとって。
高木 それはRe:S取材の道中で描いたからこそ。
ロヒオナ団子 そうですね。それがRe:Sっぽいところですよね。Re:Sは藤本さんの取材の仕方とか、伊東さんの写真もホリグチさんのデザインも全部、瞬発力ですから。
高木 だから本当に今回は現場をガッと切り取った、ライブ感溢れる展覧会ですね。

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